寝屋川市職員は約6200万円を脱税した疑いで大阪国税局より大阪地検に告発して起訴されました。

寝屋川市職員の男性の場合

 

2017年から21018年の競馬裁判で大きな注目を集めているのがWIN5を的中させた寝屋川市職員の男性です。
追徴課税については認めているものの、刑事責任を追求する判決が出て大きな話題になっています。

 

経緯

 

寝屋川市職員の男性は平成24年に約3,460万円の払戻金になったWIN5を的中させます。
さらに2年後の平成26年にもWIN5で約1億4,350万円を的中させています。

 

パソコンの上で事件の経緯を話す男性

 

そのほかの的中馬券の払い戻し金を合算した約4億3,000万円を未申告として扱われています。
なおWIN5はネット投票でしか購入できない券種で、そのほかにも3連複などの馬券を的中していましたが全て同じ専用口座で管理していました。

 

競馬に関する利益の確定申告は行っていなく、2年で所得税を合計約6200万円を脱税した疑いで大阪国税局より大阪地検に告発して起訴されました。
追徴税額は過少申告加算税を含め、約7200万円の見通しです。

 

本人は深く反省していると述べる一方で、現金購入した人は税金を払っていない現状と競馬は公営ギャンブルで売上の10%が国庫に入っているため2重課税を主張する競馬の税金を根本的に否定する意見を述べるとともに、現金購入している人の大半が税金を払っていない現状で、ネット投票したことを理由に追徴課税をされるだけならまだしも、刑事責任まで追求されるのは理不尽な見せしめ行為の過剰な判決だと反論しています。

 

裁判所の判決は5月9日に出る予定ですが、内容によっては被告側が上告してさらに最終的には過去の競馬裁判と同様に最高裁まで争われる可能性があります。

 

なお、寝屋川市職員は当裁判を理由に現在は市職員の仕事を休職しています。

 

 

過去の競馬裁判との違い

 

過去の競馬裁判は、幅広いレースに大量の組み合わせで馬券を購入して利益を出していました。
結果的に恒常的に利益が出ていることを理由に雑所得としてハズレ馬券を経費として認める判決が出ています。
寝屋川市職員の男性の場合、大きな利益を出したのが宝くじに近い特性があるWIN5で恒常的に得ている利益とは認められにくい環境があります。

 

また、競馬場で購入して負けた馬券があるとも主張していて、実際に得た利益以上の税金を払う可能性が高いです。

 

申告をしていないことに対して、刑事責任を取られたことは過去の裁判とも共通しています。
公務員の立場上、刑事責任は懲戒処分の対象にもなるので、刑事責任を回避したい思いは過去に競馬裁判を起こした人よりも大きいです。
雑所得として認めない一方で、大半の人が税申告していない現状で刑事責任を不当とする主張は理に叶っている内容だと言えます。

 

ハズレ馬券の経費計上が焦点ではなく、馬券で得た利益に対する税金の根本に不当性を訴える裁判だけに、どのような判決が出るのか多くの競馬ファンから注目されています。
ネット上でも軒並み寝屋川市職員の男性を擁護する意見が寄せられているのと同時に、WIN5の高額配当を2回も的中させるのは天才などと予想スキルを賞賛する声も多いです。